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コーポレート・ガバナンス

社外役員の独立性に関する判断基準(PDF:131KB)

コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

企業統治の体制

企業統治の体制の概要

コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、コーポレート・ガバナンスの基本方針として次の事項を定め、その充実および中長期的な企業価値の向上に努め、事業活動を通して社会に貢献してまいります。

  • 経営の透明性、健全性、遵法性の確保
  • 株主をはじめとする全てのステークホルダーへの適時適切な情報開示ならびにアカウンタビリティの明確化
【コーポレートガバナンス・コードの各原則を実施しない理由】

当社は、コーポレートガバナンス・コードの各原則について、全てを実施しています。

【コーポレートガバナンス・コードの各原則に基づく開示】
【原則1-4. 政策保有株式】
  • (保有目的)
    当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るために、取引関係の維持強化、安定的な資金調達等の経営戦略の一環として、必要と判断する株式を保有することがあります。個別の株式を保有する適否については、配当等投資収益、取引を通じた関連収益等を基準とした定量評価および企業価値向上に資するか否かの定性評価を行い、毎年、取締役会で継続保有の可否を検証し、保有意義の希薄化或いは経済合理性に見合っていない銘柄については、調整の上、縮減を図ります。
  • (議決権行使)
    保有株式に係る議決権行使について、当該議案が保有先企業の企業価値の毀損に繋がるものではないか等を確認し、保有先企業の状況等を総合的に勘案した上で、賛否を判断し議決権を行使いたします。

【原則1-7. 関連当事者間の取引】
当社は、取締役会規程の定めにより、取締役および執行役員との取引ならびに主要株主との重要な取引を行おうとする場合は、取締役会で審議・決議を要することとしております。また、取締役業務執行確認書により、取締役の競業取引および利益相反取引について確認を行っております。

【補充原則2-4① 多様性確保についての考え方】
<多様性確保についての考え方>
当社は、従来から、性別や国籍、新卒・中途採用を問わず、能力や実績を重視した人物本位の登用を行っており、当社の中核を担う管理職層にお ける多様性確保に努めておりますが、多様性における当社の課題として、女性管理職比率の低さがあげられます。 その対応として、制度面では、総合職と一般職の統合により女性の活躍の場を広げます。また、従業員に占める女性割合がそもそも低いことか ら、女性の採用や育成に取組みます。 そういった取組みによる結果を図る指標と目標を以下のとおり設定しております。

(指標)        (2023年5月期末実績)  (目標)    (達成時期)

 女性管理職比率      2.9%           5%     2031年5月期末


<多様性確保に向けた人材育成方針、社内環境整備方針>
当社における、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、 以下のとおりであります。

 ①取組方針
2030年に向けて新たに策定した2030Visionに記載のとおり、サステナビリティソリューションカンパニーに当社グループがなるべく、既存領域での 業界知見・ノウハウを活用して、市場やお客様のウォンツを把握し、提供した製品を通じて得られる情報をデータ収集・分析することで、新たなソ リューション・サービスを提供し、持続的な価値提供に取組みます。

これらを実践していくために、成長ドライバーを担うマインド・スキルを備えた人財が不可欠との判断から、 「既存ビジネスの変革や新しいビジネスモデルの確立に取り組む人財を育成・輩出すること」を人財マネジメントの大方針とし、抜本的な人事制度改革(2024年度実施(2023年度下半期 試行予定))および教育プログラムの拡充を実施します。

②人事制度改革
当社グループがサステナビリティソリューションカンパニーになるために、新たな人事制度においては、従業員に期待する役割を明確にし、これに基づく等級制度を導入します。また、管理職層のキャリアコースをマネジメント職とプロフェッショナル職の複線型にし、明示された期待役割と合わせて、従業員への期待をより明確にするとともに、従業員が自らのキャリアプランを描けるようにしていきます。 従業員については、期待役割に基づきメリハリある報酬水準を設定するとともに、「Pay for performance」の考え方に基づき、個々の従業員の目標達成度合いに応じた処遇とし、従業員の頑張り、成果がより反映できる制度とします。 また、現在、非管理職層にある一般職と総合職の区分を総合職に統合し、より幅広い活躍の場を提供することで、女性活躍の推進を図ります。

③人財戦略委員会の設置
当社グループの次代を担う人財育成を目的とし、セグメント横断で経営人財の評価・配置を検討する人財戦略委員会を設立しました。当該委員会を通じて全社目線での育成を実現し、若手従業員の登用を推進し、限りある人的資本を最大限活用します。

④教育プログラムの拡充
期待役割に応える人財を育成することを目的として、階層別の研修をはじめとした教育プログラムを大幅に拡充し、継続的に投資してまいります。

 ⑤多様な働き方
コロナ禍の緊急対応として実施していたリモートワークを、2023年度から制度化し、従業員の柔軟な働き方を促進し、個々の従業員の生産性を高めます。 

【原則2-6. 企業年金のアセットオーナーとしての機能発揮】
当社は、確定給付型企業年金を採用しておりません。当社は、従業員の安定的な資産形成のため、確定拠出型企業年金を採用しておりますが、当該年金においては、各従業員が運用を行っております。人事担当者は、当該年金の加入者に対して定期的に教育を実施しております。

【原則3-1. 情報開示の充実】
株主総会招集通知、決算説明会資料等にて事業戦略、中期経営計画について説明しており、当社ウェブサイトにて開示しております。

  1. 株主総会招集通知:https://www.satori.co.jp/ir/stock/meeting.html
    決算説明会資料:https://www.satori.co.jp/ir/library/presentation.html
  2. 上記「コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方」に記載のとおりです。
  3. 当社の役員報酬制度は、次の基本方針に基づいて設計・運用を行っております。詳細は、下記「役員報酬の内容」をご参照ください。
     1)持続的成長と中長期的な企業価値向上の意思向上が図れる制度であること
     2)ステークホルダーとの利害関係を共有できる内容であること
     3)会社業績と連動性を備え、役割と責任に応じた報酬体系であること
     4)優秀な人材を維持・確保できる適切な報酬水準であること
     5)客観性および合理性を備えた設計であり、透明性の高いプロセスを経て決定されること
    また、当社は、取締役の指名・報酬等の決定に関する手続きの透明性および客観性を高めるために、取締役会の任意の諮問機関として、「指名・ 報酬諮問委員会」を設置しております。当該委員会の過半数は社外取締役で構成しており、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等 に関する事項の決定に際しては、当該委員会で審議・答申のうえ、取締役会にて決定しております。なお、監査等委員である取締役の報酬等に関 する事項については、監査等委員会での協議により決定しております。
  4. 経営陣幹部の選解任および取締役候補者の指名に際しては、指名・報酬諮問委員会で審議の上、その答申を受けて、取締役会にて決定します。なお、経営陣幹部の選任および取締役(監査等委員である取締役を除く。)候補者の指名にあたっては、的確かつ迅速な意思決定が可能な員数および経営陣幹部・取締役会全体としての知識・経験・能力のバランスを考慮し、適材適所の観点で総合的な検討を行っております。監査等委員である取締役候補者の指名にあたっては、財務・会計、法務に関する知見、当社事業に関する知識および企業経営に関する多様な視点等のバランスを確保しながら、適材適所の観点で総合的な検討を行っております。また、経営陣幹部がその機能を十分に発揮していないと認められる場合については、指名・報酬諮問委員会に対して解任事由等の事前説明を行い、その答申を受けて、取締役会にて決定のうえ、株主総会に付議することとしております。
  5. 経営陣幹部の選解任と取締役候補者の指名を行う際の個々の選解任・指名理由を株主総会招集通知(参考書類)に記載しております。

【補充原則3-1③ サステナビリティについての取組み】
<サステナビリティへの取り組み>
当社は、「エレクトロニクスを通じて、豊かに満ち溢れた幸福を希求し、グローバルにより良い社会の実現と発展に貢献」することを経営の基本方針の中心に据えており、この方針の実践こそがサステナビリティ経営そのものであると考えております。 あわせて、ステークホルダーとの建設的な 対話、公平・公正かつ透明性の高いガバナンスの実現、人権・環境・ 多様性への配慮により、人と地球の環境を大切にする社会の実現に貢献し ます。

 当社では、前述の基本方針にもとづき、持続可能性の観点から企業価値を向上させるため、サステナビリティ推進体制を強化しており、代表取締 役社長執行役員がサステナビリティ課題に関する経営判断の最終責任を有しております。 当社は、経営会議の諮問機関として、社長執行役員が委員長を務める「サステナビリティ推進委員会」を設置しております。当該委員会では、下記 の事項について検討を行い、経営会議に提言・報告を行っております。経営会議は、当該提言・報告を受けて、当社グループのサステナビリティ経 営推進のための重要事項について審議を行い、決定しております。 また、取締役会は、経営会議において承認された事項の報告を受け、サステナビリティに関する課題への対応について、事業機会創出の観点を含め、討議を行います。

サステナビリティ推進委員会の検討事項  

① 中長期的な視点に立ち、サステナビリティに関する重要課題の特定  
② サステナビリティに関する重要課題のリスク及び機会の識別  
③ サステナビリティに関する重要課題のリスク及び機会への対応の基本方針の策定  
④ サステナビリティに関する重要課題への対応の進捗状況の共有と対策の策定

 <気候変動への対応>

 当社は、「気候関連財務情報開⽰タスクフォース(TCFD)」の提⾔に賛同表明するとともに、賛同企業の議論の場として設⽴された

「TCFDコンソー シアム」に加盟いたしております。また、TCFDの提⾔に沿って、ガバナンス体制の確⽴、リスク管理および⽬標設定を⾏い、シナリオ分析を実施し、その結果に基づき事業戦略を検討しております。

 なお、TCFDの提⾔に基づく情報は、当社ウェブサイトにて開⽰しております。

TCFD提⾔への取り組み:https://www.satori.co.jp/csr/tcfd.html


<⼈的資本・知的財産への投資>

人的資本については、上記【補充原則2-4① 多様性確保についての考え方】<多様性確保に向けた人材育成方針、社内環境整備方針>に記載 のとおりです。また、決算説明会にて説明しており、当社ウェブサイトにおいて開示しております。

決算説明会資料:https://www.satori.co.jp/ir/library/presentation.html

知的財産への投資については、必要に応じて、投資を含めた知的財産の取得を⾏うとともに、知的財産紛争リスクの回避・低減に努めております。

【補充原則4-1-① 経営陣に対する委任の範囲】
当社は、取締役会規程において法令・定款に基づく取締役会の決議事項を定めているほか、重要な事項については金額基準などを設け、取締役会の決議事項の内容を定めております。また、当社では、執行役員制度を導入しており、執行役員は執行役員規程、業務分掌規程および職務権限規程に基づき、外部環境の変化に迅速に対応できる体制で経営にあたっております。

【原則4-9. 独立社外取締役の独立性判断基準及び資質】
当社は、東京証券取引所が定める独立性基準を踏まえた「社外役員の独立性に関する判断基準」を定め、当社ウェブサイトにて開示しております。
社外役員の独立性に関する判断基準(181KB)

【補充原則4-10① 委員会構成の独立性に関する考え方・権限・役割】
当社の取締役会は、独立社外取締役の員数が取締役総数の過半数に達しておりませんが、取締役の指名・報酬等の決定に関する手続の透明性および客観性を高めるために、取締役会の任意の諮問機関である「指名・報酬諮問委員会」を設置しております。
また、「指名・報酬諮問委員会」は、独立社外取締役が過半数を占めることで、独立性・客観性を高めております。
この「指名・報酬諮問委員会」は、取締役会の諮問を受け、取締役の選解任、代表取締役の選定・解職、取締役の報酬等、最高経営責任者の後継者計画等に関する重要事項について、ジェンダー等の多様性やスキルの観点を含め、審議のうえ、答申を行っております。

【補充原則4-11-① 取締役の有するスキル等の組み合わせ】
当社の取締役会の構成については、下記「当社の企業統治体制<取締役会>」をご参照ください。当社は、「各取締役に期待する分野(知識・経験・能力等)」を一覧化したいわゆるスキル・マトリックスを策定し、株主総会招集通知(参考書類)で 開示を行っております。
各取締役は、当社の事業特性や経営環境等を考慮し、適材適所の観点から、幅広い知識・経験・能力を有する多様な人材でバランスよく構成しており、他社での経営経験を有する者を独立社外取締役として複数選任しております。
また、取締役の選任に際しては、今後とも、取締役会全体の知識・経験・能力のバランス、多様性、当社の事業規模や意思決定にあたっての最適な員数等を考慮して参ります。

【補充原則4-11-② 取締役及び監査役の兼任状況】
当社は、社外取締役の他社での兼職は4社程度を合理的な範囲であると判断しております。なお、兼職状況につきましては、株主総会招集通知 (事業報告、参考書類)および有価証券報告書で開示を行っております。

【補充原則4-11-③取締役の実効性評価の概要】
当社は、取締役会の実効性向上のため、年1回、取締役会の実効性に関するアンケートを実施し、その結果について分析・評価を行っております。当該アンケートは、外部機関の助言を得て実施しており、匿名性確保のため、無記名で外部機関に直接回答する方式としております。 2022年度における実効性評価の結果の概要および2021年度の実効性評価の課題に対する2022年度の取り組みは以下のとおりです。

(2022年度の評価結果の概要)
 1.2023年4月に、全取締役を対象としたアンケートを実施しました。当該アンケートの回答からは、おおむね肯定的な評価が得られており、取締役会全体の実効性については確保されていると認識いたしております。
また、取締役会の実効性の更なる向上のために取り組むべき課題として、役員に求められているトレーニングの機会の提供を抽出しました。
2.上記課題への取り組み状況は、2022年度から取り組んでいる外部機関を活用した研修会やWebセミナー等の実施に加え、2023年度は、新た に各テーマを設定し当該テーマについて掘り下げる個別勉強会(事業に関する業界情報の提供、ROIC経営等)を実施しております。


(2021年度の課題に対する2022年度の取り組み)
 2021年度に実施した実効性評価において抽出した課題への取り組みは、以下の通りです。
・「女性・外国人、中途採用者の管理職への登用等、中核人材の多様性の確保の考え方や、その目標、人材育成方針・社内環境整備方針につい ての取締役会における十分な議論の実施」を課題として抽出し、監査等委員である取締役(社外取締役)として、女性1名を選任いたしました。ま た、当社における、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針についての議論を行い、その方針を定 めました。詳細は、上記【補充原則2-4① 多様性確保についての考え方】<多様性確保に向けた人材育成方針、社内環境整備方針>に記載のと おりです。
・「役員に求められるトレーニングの機会提供」を課題として抽出し、外部機関を活用した研修会やWebセミナー等のトレーニングの機会を設けまし た。
・「役員報酬全体に占める業績連動報酬の適切な割合の設定」を課題として抽出し、当社の取締役(監査等委員である取締役および社外取締役を除く。)に対し、信託を用いた業績連動型株式報酬制度を導入いたしました。

【補充原則4-14-② 取締役・監査役に対するトレーニングの方針】
当社は、取締役がその役割と責務を果たすために必要となる知識および情報を取得することを目的に、外部研修やセミナー等を受講できる仕組みを提供しております。社外取締役に対しては、必要に応じて会社の事業、財務、組織等に関する知識および情報等を提供しております。 また、新任取締役に対しては、経験および経歴等を踏まえ、期待される役割と責務を果たすために必要となる知識および情報を取得するための機会を提供しております。

【原則5-1. 株主との建設的な対話に関する方針】
株主との対話(面談)については、社長執行役員が中心となり、IR担当役員および財経部門のIR担当者がこれを補佐する体制としております。マ スコミ、アナリストおよび機関投資家(株主を含む)向けに、第2四半期決算および本決算後の決算説明会を開催する他、個別取材の要請に対応し ております。また、当社ウェブサイトには決算説明会資料等の各種開示資料の掲載ならびに株主総会の様子をオンデマンド配信しております。
決算説明会資料(動画配信あり):https://www.satori.co.jp/ir/library/presentation.html

【資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応】

 当社は、企業価値の最大化に向けて、「営業利益額向上による売上高純利益率の向上」、「資本効率の向上」、「株主還元、最適な資本バランス の実現」に取り組んでおり、決算説明会資料において開示しております。 当社は、東京証券取引所が2023年3月31日に公表した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を受け、資本コストや株 価を意識した経営の実現に向けた現状分析、計画、取組みの実行状況等について開示を充実してまいります。
決算説明会資料:https://www.satori.co.jp/ir/library/presentation.html


【株主との対話の実施状況等】
株主・投資家との対話の実施状況等については、上記「原則5-1 株主との建設的な対話に関する方針」および「Ⅲ.2.IRに関する活動状況」をご 参照ください。また、当社ウェブサイトにおいても開示しております。
株主・投資家との対話の実施状況等:https://www.satori.co.jp/ir/strategy/dialogue.html

当社の企業統治体制
  • 当社は、持続的な企業価値の向上を目的として、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員を取締役会の構成員とすることにより、取締役会の監督機能を強化し、より一層のコーポレート・ガバナンスの充実を図るため、監査等委員会設置会社へ移行しております。
  • 当社は、執行役員制度を導入しており、取締役会による意思決定と執行役員による業務執行の役割を分離したことにより、取締役会の意思決定の迅速化と監督機能の強化を図っております。
  • 当社は、取締役の指名・報酬等の決定に関する手続きの透明性・客観性を一層高めることにより、コーポレート・ガバナンス体制をより一層充実させるため、取締役会の任意の諮問機関として「指名・報酬諮問委員会」を設置しております。
  • 当社は、サステナビリティへの取組みを強化するために、社長執行役員を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を設置しております。
  • 当社は、当社を担う次世代人財を計画的に採用・育成し、限りある人的資本を最大限有効活用するために、社長執行役員を委員長とする「人財戦略委員会」を設置しております。

    <取締役会>
    当社の取締役会は、2023年8月23日現在、取締役9名(うち社外取締役4名)で構成しております。
    取締役会は、原則として、毎月1回開催するほか、必要に応じて適宜臨時に開催しております。 取締役会においては、法令および定款その他社内規程で定められた事項や経営に関する重要事項を決定するとともに、取締役相互に職務執行状況を監視しております。 取締役会の議長は、岩波利光氏が務めております。 取締役会の構成員は、佐鳥浩之(代表取締役)、中丸宏(取締役)、宮澤俊景(取締役)、諏訪原浩二(取締役)、茂木正樹(取締役)、岩波利光(社外取締役)、多和田英俊(社外取締役)、田口晶弘(社外取締役)、雪丸暁子(社外取締役)の各氏になります。

    当該事業年度において、当社は、取締役会を13回開催しており、個々の取締役会の出席状況は次のとおりです。           

           (役職名)            (氏名)      (出席状況)

    代表取締役 社長執行役員     佐鳥 浩之    全13回中13回(100%)

    代表取締役 専務執行役員     小原 直樹    全13回中13回(100%)

    取締役 常務執行役員       中丸 宏     全13回中13回(100%)

    取締役 常務執行役員       宮澤 俊景    全13回中13回(100%)

    取締役 常務執行役員       諏訪原 浩二   全13回中13回(100%)

    社外取締役 兼 取締役会議長   岩波 利光    全13回中13回(100%)

    取締役(常勤監査等委員)     茂木 正樹    全13回中13回(100%)

    社外取締役(監査等委員)     多和田 英俊   全13回中13回(100%)

    社外取締役(監査等委員)     田口 晶弘    全11回中11回(100%)

    社外取締役(監査等委員)     雪丸 暁子    全11回中11回(100%)

    社外取締役(監査等委員)     下村 定弘    全2回中2回(100%)

    社外取締役(監査等委員)     佐藤 伸一    全2回中2回(100%)

    (注) 1. 開催回数に書面決議は含めておりません。    

      2. 田口晶弘、雪丸暁子の両氏は、2022年8月19日開催の2022年5月期定時株主総会において監査等委員である取締役に選任され、上記の取締役会への出席状況は就任後の回数を記載しております。    

      3.下村定弘、佐藤伸一の両氏の任期は2022年8月19日開催の2022年5月期(第80期)定時株主総会終結の時まででした。

     (取締役会における具体的な検討内容)

     当事業年度において、取締役会における具体的な検討内容は以下のとおりです。

    ・経営戦略、ガバナンス関連

    ・決算、財務関連

    ・リスクマネジメント、内部統制、コンプライアンス関連

    ・人事関連

    ・個別案件(投資、その他)

     

    <指名・報酬諮問委員会>  

    当社は、取締役会の任意の諮問機関として、指名・報酬諮問委員会を設置しております。その目的は、取締役の指名・報酬等の決定に関する手 続きの透明性・客観性を一層高めることにより、コーポレート・ガバナンス体制をより一層充実させるためであります。

    指名・報酬諮問委員会は、取締役会の決議によって選任された3名以上の取締役で構成され、その過半数を社外取締役とし、委員長は取締役会決議により選定しております。

    当事業年度において、当社は、指名・報酬諮問委員会を7回開催しており、個々の委員の出席状況は次のとおりです。

                  (役職名)       (氏名)           (出席状況)

    社外取締役 兼 取締役会議長      岩波 利光(委員長)   全7回中7回(100%)

    代表取締役 社長執行役員        佐鳥 浩之        全7回中7回(100%)

    社外取締役(監査等委員)      田口 晶弘        全3回中3回(100%)

    社外取締役(監査等委員)      下村 定弘        全4回中4回(100%)

    (注)1.田口 晶弘氏は、2022年8月19日開催の取締役会において指名・報酬委員に選任されたため、上記の出席状況は就任後の回数を記載して おります。

        2.下村 定弘氏の任期は2022年8月19日開催の2022年5月期(第80期)定時株主総会終結の時まででした。

     

    指名・報酬諮問委員会は、取締役会の諮問を受けて、以下の事項について審議し、取締役会に答申を行っております。

    (1)取締役の選任・解任に関する事項

    (2)代表取締役の選定・解職に関する事項

    (3)取締役の報酬等に関する事項

    (4)その他、取締役会が必要と認めた事項            

     

    <監査等委員会>
    当社の監査等委員会は、2023年8月23日現在、取締役4名(うち社外取締役3名)で構成しております。
    監査等委員会は、原則として、毎月1回開催するほか、必要に応じて適宜臨時に開催しております。 監査等委員会の構成員は、茂木正樹(取締役)、多和田英俊(社外取締役)、田口晶弘(社外取締役)、雪丸暁子(社外取締役)の各氏になります。

    <経営会議>

    当社の経営の基本方針および経営戦略に係る重要事項については、取締役会の審議に先立って、社長執行役員を議長とする経営会議において審議を行っております。また、取締役会の決議により各取締役に委任された重要な業務執行の決定についての事前審議を行っております。

    また、経営会議を通じて当社の重要事項を子会社に伝達するとともに、子会社に関わる重要事項についても経営会議において審議を行っており ます。

    定時の経営会議は、原則として、毎月開催しており、必要に応じて臨時の経営会議を開催しております。

    なお、当事業年度において実施したガバナンス改革により、専決事項を除く取締役会決議事項の一部を経営会議に委譲しており、業務執行の意 思決定を迅速に行う体制を整備しております。

    <コンプライアンス・リスク委員会>
    当社グループのコンプライアンスおよびリスクマネジメント体制の確立、浸透、定着を図ることを目的として、原則として、半期に1回、代表取締役等により構成されるコンプライアン ス・リスク委員会を開催しております。
    コンプライアンス・リスク委員会は、当社グループのコンプライアンスおよびリスクマネジメントについての取組方針・体制の決定、個別事案の報告・ 情報共有、関係部門への対応指示等を行っております。
  • なお当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は、次のとおりです。
コーポレートガバナンス体制図

当社は、経営の意思決定機能と、執⾏役員による業務執⾏を監督する機能を取締役会が持つことにより、経営効率の向上と的確かつ戦略的な経営判断が可能な経営体制をとっております。さらに取締役会に対する⼗分な監視機能を発揮するため、社外取締役4名を選任しております。 社外取締役の岩波利光氏は、経営者としての豊富な経験と幅広い知見に基づく経営の監督および経営への有益な発言・助言等を行っております。監査等委員である社外取締役の多和田英俊氏は、公認会計士としての豊富な監査経験と財務および会計等に関する専門的な見識に基づく適切な監査・監督および助言等を行っております。監査等委員である社外取締役の田口晶弘氏は、経営者としての豊富な経験と幅広い知見に基づく経営の監督、適切な監査および経営への有益な発言・助言等を行っております。また、監査等委員である社外取締役の雪丸暁子氏は、裁判官および弁護士として培われた企業法務等に関する専門的な知識や豊富な経験に基づき、独立した立場と客観的視点から経営の健全性確保や企業価値向上等、適切な監査・監督および助言等を行っております。 これらにより、十分なコーポレート・ガバナンス体制を構築しております。

内部統制システムの整備・運用状況およびリスク管理体制の整備状況

業務の適正を確保するための体制

当社は、会社法第399条の13第1項第1号ロ、ハに定める体制(内部統制システム)の整備に関する基本方針を次のとおり定めております。

1.取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制

  1. 当社および当社の子会社(以下「佐鳥グループ」という)における企業倫理の確立ならびに取締役および使用人による法令、定款、社内規程および社会規範の遵守を確保するため、基本的な取組み方針を 「佐鳥グループ企業行動倫理規範」に定めている。
  2. 代表取締役等により構成されるコンプライアンス・リスク委員会を設置し、佐鳥グループ全体のコンプライアンス体制の整備および維持を図ることとし、必要に応じて佐鳥グループの取締役および使用人(以下「役職員」という)に対する啓発や研修を行う。
  3. 経営監査部を監査等委員会直轄の組織体制とし、佐鳥グループ各社の業務監査および財務報告に係る内部統制の評価・報告を実施することにより業務の適正および財務報告の信頼性を確保する。
  4. 取締役は、佐鳥グループにおける重大な法令違反その他コンプライアンスに関する重要な事実を発見した場合には、直ちに監査等委員会および代表取締役に報告するとともに、遅滞なく経営会議において報告する。
  5. 「社内通報規程」に基づき、法令違反その他社会倫理上疑義のある行為等について、役職員が人事部門および社外の弁護士に直接通報する制度を設置し運用する。

2.取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制

取締役の職務執行に係る情報については、「文書管理規則」に基づき、適切かつ検索性の高い状態で保存・管理する。また、当該情報の取扱いについては、「情報セキュリティ管理規程」に基づき運用する。

3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制

  1. 「リスク管理規則」に基づき、佐鳥グループのリスクの分類毎に担当部門を定め、各担当部門は、当該リスクの予防策を講じ、その状況を継続的にモニタリングする。
  2. リスクが現実に生じた場合の緊急時対策、損害拡大防止対策、復旧対策および再発防止対策に係る諸規程を整備し、迅速かつ適切に対処することにより損失の回避・最小化に努める。

4.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

  1. 佐鳥グループの経営方針および経営戦略に係る重要事項については、取締役会の審議に先立って、経営会議において審議を行う。
  2. 「業務分掌規程」および「職務権限規程」において明示された職務分掌および権限に基づく業務運営を行い、分業による業務の専門化、高度化および効率化を図る。また、業務の重要度に応じて職務権限の委譲ができることとし、意思決定および業務遂行の機動性向上を図る。

5.当社および子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

  1. 「佐鳥グループ企業行動倫理規範」を佐鳥グループ全体の行動規範とし、企業集団における業務の適正と効率性を確保するために必要な諸規程を整備し、運用する。
  2. 子会社は、「子会社管理規程」に定める事項につき、当社の事前承認および当社への報告を要する。なお、子会社は、子会社に対する当社の経営管理および経営指導が法令に違反し、社会通念上疑義があると認めたときには、当社の監査等委員会に報告し、意見を述べることができる。
  3. 子会社各社の経営については、「子会社管理規程」に基づき、その自主性を尊重しつつ、子会社各社の位置付けや規模に応じた適切な子会社管理および当社による支援等を行うことにより、適正かつ効率的な業務執行が行われる体制を整備する。
  4. 佐鳥グループは、金融商品取引法の定めに従い、財務報告の信頼性を確保するため、健全な内部統制環境の確保に努め、全社レベルで統制活動を強化し、有効かつ正当な評価ができるよう内部統制システムを構築し、適切な運用に努める。

6.監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項、当該使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項および当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項

当社は、監査等委員会の職務を補助すべき使用人として専任のスタッフを監査等委員会直轄の組織である経営監査部に置くことで、監査等委員会の指示の実効性を確保する。監査等委員会は、当該使用人に対し、監査業務に必要な事項を指示することができ、当該使用人は指示された監査業務に関する一切の行為について、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指揮命令を受けない。
当該使用人の人事異動および人事考課等については監査等委員会の事前の同意を得たうえで決定するものとし、当該使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立を確保する。なお、当該使用人は業務の執行に係る役職を兼務しない。

7.取締役および使用人等が監査等委員会に報告をするための体制および監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制

  1. 監査等委員は、重要な意思決定の過程および業務の執行状況を把握するため、経営会議等重要な会議または委員会に出席するとともに、重要な稟議その他業務執行に関する重要な文書を閲覧し、必要に応じて役職員にその説明を求めることとし、当該役職員は速やかに適切な報告を行う。
  2. 当社は、役職員が法令等の違反行為等、佐鳥グループに著しい損害を及ぼすおそれのある事実について発見したときは、直ちに監査等委員会に報告を行う。
  3. 当社は、監査等委員会へ報告を行った役職員に対し、当該報告を行ったことを理由として不利益な取扱いを行うことを禁止し、その旨を役職員に周知する。
  4. 監査等委員は、代表取締役、経営監査室、会計監査人および子会社の監査役と定期的に意見交換会を開催する。
  5. 当社は、監査等委員がその職務の執行について、当社に対し費用の前払い等の請求をしたときは、担当部門において審議のうえ、当該請求に係る費用または債務が当該監査等委員の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用または債務を処理する。

8.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方およびその整備状況

  1. 基本的考え方
    佐鳥グループは、「佐鳥グループ企業行動倫理規範」において、反社会的勢力の排除および誠実で倫理的な企業行動を基本方針として掲げており、当該倫理規範に基づき、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で臨み、これと一切の関係を遮断する。

  2. 整備状況
    ・佐鳥グループは、「コンプライアンス・リスク委員会規程」および「リスク管理規則」において、コンプライアンス・リスク委員会を頂点とした管理体制と反社会的勢力への対応統括部門を明文化し、不当要求防止責任者を設置している。
    ・当社は、公益社団法人警視庁管内特殊暴力防止対策連合会に加盟し、警察等関係機関との緊密な連携体制を構築している。

役員報酬の内容

1.取締役の個⼈別の報酬等の内容に係る決定⽅針に関する事項

  1. ⽅針の決定の⽅法
    当社は、取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個⼈別の報酬等の内容に係る決定⽅針(以下、「決定⽅針」という。)を決議しております。当該取締役会決議にあたり、事前に決定⽅ 針の内容を指名・報酬諮問委員会へ諮問し、答申を受けております。
  2. 役員報酬制度に係る基本⽅針
    当社の取締役および執行役員の報酬制度は、以下の基本⽅針に基づいて設計・運⽤を⾏っております。
    ・持続的成⻑と中⻑期的な企業価値向上の意思向上が図れる制度であること
    ・ステークホルダーとの利害関係を共有できる内容であること
    ・会社業績と連動性を備え、役割と責任に応じた報酬体系であること
    ・優秀な⼈材を維持・確保できる適切な報酬⽔準であること
    ・客観性および合理性を備えた設計であり、透明性の⾼いプロセスを経て決定されること
  3. 役員報酬制度の概要
    ・当社の役員(監査等委員である取締役を除く。)報酬は、役位を細分化した職務等級、職責、業績への貢献度等に応じて総報酬の基準額(以下、「基準総報酬額」という)を定めており、主に国内の上場企業が参加する報酬調査結果の中位の⽔準をベンチマークとし、当社の業績や従業員給与の⽔準も考慮しながら、総合的に勘案して決定しております。
    ・基準総報酬額は、基本報酬と業績連動報酬により構成し、業績連動報酬は、短期業績に基づき変動するインセンティブ報酬である賞与と中長 期業績に基づき変動するインセンティブ報酬である株式報酬で、いずれも取締役(監査等委員である取締役および社外取締役を除く。)に対して支給します。また、賞与は、期待される職務を基準に、生み出された成果・業績に対して処遇するものであり、その配分は役位が大きくなるほど大きく 設定することにより、高い役位に対してより高い成果・業績責任を求める内容となっております。 一方、株式報酬は株価の変動により利益・リスクを株主の皆様と共有することにより中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的として支給いたします。
  4. 基本報酬(金銭報酬)の個人別の額の決定に関する方針
    基本報酬は、役位毎の報酬テーブルを設定し、この範囲内で、各取締役の担当の範囲・職責や業績の貢献度等(過年度実績を含む)に応じて変動する仕組みとし、基本報酬においても各役員(監査等委員である取締役を除く。)の成果に報いることができるようにしております。
  5. 業績連動報酬等ならびに非金銭報酬等の内容および額または数の算定方法の決定に関する方針
    業績連動報酬は、賞与(金銭報酬)と株式報酬(非金銭報酬)からなり取締役(監査等委員である取締役および社外取締役を除く)に対して支 給します。 短期インセンティブとしての賞与は、業績指標を取締役(監査等委員である取締役および社外取締役を除く)の成果を計るにあたり最適であるとの判断から当期純利益とし、一定の計算式に基づき算出しております。また、中長期インセンティブとして、信託を用いた業績連動型の株式報酬制度を導入し、株式交付規程に従い、中期経営計画期間毎に役位および業績に応じたポイントを付与し、所定の要件を満たしたときにポイントに 応じた数の当社株式を給付します。
2.取締役の個人別の報酬等の内容の決定に関する事項

取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、過半数の社外取締役で構成される指名・報酬諮問委員会で審議のうえ、その答申を受け取締役会の決議により決定しております。また、取締役会は、指名・報酬諮問委員会にて、決定方針との整合性を含めた審議を行っており、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬額の内容の決定が決定方針の沿うものと判断しております。 なお、監査等委員である取締役については、監査等委員である取締役の協議により決定しております。


3.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額および対象となる役員の員数

役員区分 報酬等の総額
(百万円)
報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる役員
の員数(人)
固定報酬 業績連動報酬
(役員賞与)
非金銭報酬等
取締役(監査等委員を除く)
(社外取締役を除く)
48 48 - 5
取締役(監査等委員)
(社外取締役を除く)
 16 16 
社外役員 34 34 - 7

(注)

  1. 上記には2022年8⽉19⽇付開催の第80期定時株主総会終結の時をもって退任した取締役3名を含んでおります。
  2.  
  3. 取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
  4.  
  5. 役員ごとの連結報酬等の総額等について、1億円以上を⽀給している役員はおりませんので、記載を省略しております。
  6.  
  7. 取締役の固定報酬には、取締役兼執行役員5名の執行役員分報酬98百万円は含まれておりません。
  8.  
  9. 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額は、2020年8⽉20⽇開催の第78期定時株主総会において年額300百 万円以内(ただし、使⽤⼈分給与は含まない。)、取締役(監査等委員)の報酬限度額は、年額200百万円以内と決議いただいております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は5名、取締役(監査等委員)の員数は5名です。

4.役員報酬の決定に係る手続きおよび活動内容

  1. 取締役会の手続き・活動内容
    取締役会は、取締役の報酬体系および報酬決定に関する事項について、取締役の個⼈別の報酬内容を含め決定を⾏っております。なお、決定に際しては指名・報酬諮問委員会に諮問し、指名・報酬諮問委員会の答申の内容に沿って決定しております。


  2. 指名・報酬諮問委員会の手続き・活動内容                                         指名・報酬諮問委員会は、取締役の報酬体系および報酬決定に関する事項ならびに取締役の個⼈別の報酬内容の妥当性の審議を⾏い、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬体系および各報酬の算定基準は客観性・透明性がある旨、取締役(監査等委員である取締役を含む。)の報酬⽔準が妥当である旨を取締役会に答申、報告を⾏っております。 また、業績連動報酬(賞与)の内容の妥当性および業績連動型株式報酬制度導入に関する審議を⾏い、当該審議結果を取締役会に答申、報告を⾏っております。