佐鳥電機のサスティナビリティ

当社グループは、「エレクトロニクスを通じて、豊かに充ち溢れた幸福を希求し、グローバルにより良い社会の実現と発展に貢献」することを経営の基本方針の中心に据えており、この方針の実践こそがサステナビリティ経営そのものであると考えております。

あわせて、ステークホルダーとの建設的な対話、公平・公正かつ透明性の高いガバナンスの実現、人権・環境・多様性への配慮により、人と地球の環境を大切にする社会の実現に貢献します。

当社は、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指し、サステナビリティ経営を全社横断的に推進するため、「サステナビリティ委員会」を設置しております。

本委員会は、代表取締役社長を委員長とし、サステナビリティに関する経営戦略や事業活動の方向性を検討・提言する役割を担います。気候変動対応、人権尊重、サプライチェーンマネジメント、健康経営、ステークホルダーとのエンゲージメントなど、多岐にわたる課題について議論を行い、具体的な施策の策定および実行を推進します。

サステナビリティ委員会での審議内容は、経営会議において協議・決議され、取締役会へ報告されます。取締役会は、サステナビリティに関する戦略や施策の進捗を監督し、経営判断に反映させることで、持続可能な成長を実現してまいります。

代表取締役社長は、サステナビリティ委員会の委員長として、全社的なサステナビリティ推進の最終責任を担い、経営層とともに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

＜サステナビリティ推進委員会の検討事項＞
① 中長期的な視点に立ち、サステナビリティに関する重要課題の特定
② サステナビリティに関する重要課題のリスク及び機会の識別
③ サステナビリティに関する重要課題のリスク及び機会への対応の基本方針の策定
④ サステナビリティに関する重要課題への対応の進捗状況の共有と対策の策定

当社グループは、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指し、サステナビリティに関するガバナンスおよびリスク管理を強化しています。その一環として、コンプライアンスおよびリスクマネジメント体制を確立し、全社的なリスク管理の方針・体制の決定、個別事案の報告・情報共有、関係部門への対応指示を行っています。

サステナビリティの観点からも、環境・社会・ガバナンスに関する重要課題のリスクおよび機会を適切に把握し、事業戦略に組み込むための仕組みを構築しています。特に、中長期的な視点に基づいたリスク評価を実施し、サステナビリティ経営の強化を図っています。

また、サステナビリティに関する意思決定プロセスの透明性を確保し、重要課題の特定・評価・対応策の進捗管理を定期的に実施することで、企業価値の持続的な向上に努めています。こうした取り組みにより、リスク管理と事業機会の創出を両立させ、持続可能な成長を実現してまいります。