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株主・投資家の皆様へ

代表取締役 社長執行役員 佐鳥 浩之

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平素は格別のご支援ご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
ここに第82期(2023年6月1日から2024年5月31日まで)の事業の概況につきましてご報告申し上げます。

当連結会計年度におけるわが国の経済は、地政学リスクの長期化、世界的なインフレ抑制に向けた各国の金融政策の引締め、為替動向の変化など先行きが不透明な状況が続いています。このような環境の中、当連結会計年度の業績につきましては、売上高はPC需要減に伴う電子部品の売上減少や調達マネジメント事業の減少はあったものの、SM Electronic Technologies Pvt. Ltd.(以下「SMET」という。)の子会社化による増加に加え、円安の影響等もあり、1,481億13百万円(前年度比1.2%増)となりました。利益面につきましては、営業利益はSMETの子会社化等に伴う売上総利益の増加に加え、円安の影響等により、47億55百万円(前年度比25.4%増)、経常利益は36億53百万円(前年度比27.4%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は主に法人税等の増加により21億56百万円(前年度比4.5%減)となりました。

株主の皆様への利益還元として、当連結会計年度の期末配当金につきましては、1株当たり50円とし、中間配当金1株当たり30円と合わせた年間配当金は1株当たり80円とさせていただきますので、ご了承賜りたくお願い申し上げます。 

なお、2024年度の連結業績見通しにつきましては、売上高1,540億円(前年度比4.0%増)、営業利益43億円(前年度比9.6%減)、経常利益35億円(前年度比4.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益25億円(前年度比15.9%増)を見込んでおります。2023年度にあった円安効果を2024年度は見込まないことから営業利益は減益になりますが、円安効果を除くベースでは増益を見込んでおります。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。