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中期経営計画

会社の経営の基本方針

当社グループは、2023年度より「Mission、Vision、Value」を経営の基本方針として設定しました。
●Mission
エレクトロニクスを通じて、豊かに充ち溢れた幸福を希求し、グローバルにより良い社会の実現と発展に貢献します。

●2030 Vision
産業、インフラ、モビリティ業界に対する深い知見を活かし、IoTとデータアナリティクスの技術力を成長ドライバーにして、お客様と社会課題を解決する「サステナビリティソリューションカンパニー」を目指します。

●Value
「Who is The First Penguin?」
顧客や市場のウォンツをいち早くキャッチし、自らビジネスモデルを創造します。常に多様な意見を取り入れ、常に変革を求め、常にプロフェッショナルとして、「個の成長」と、「集団の成長」を実現します。そういう人を佐鳥は大切にします。

今後も拡がり続けるエレクトロニクス産業において、事業の持続的成長と経営効率の改善を図ることで、ステークホルダーへの還元ならびに社会貢献を果たすべく、より一層の企業価値向上に努めてまいります。

目標とする経営指標

当社グループは、「売上高」と「営業利益額」、「自己資本当期純利益率(ROE)」を重要な経営指標と位置づけ、収益力の強化に努め、併せて持続的成長に向け財務基盤の安定性を維持しつつ資本効率を高めてまいります。

2023年度の見通し

当社グループは2023年度を最終年度とする「中期経営計画2023」を策定し、対処すべき課題に取り組んだ結果、初年度である2021年度の連結業績は、売上高1,258億円(前年度比18.9%増)、営業利益26億円(前年度比189.3%増)、経常利益26億円(前年度比128.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益19億円(前年度比266.6%増)の大幅改善を実現することができました。
2022年度より、エレクトロニクスの力で社会課題を解決する「顧客価値創造会社」への変革を目指し、「産業インフラ事業」「エンタープライズ事業」「モビリティ事業」「グローバル事業」「全社及び消去」のセグメントにて開示しております。
加えて「攻めの経営」を促し、企業の持続的な成長のためのインセンティブプランとしての「役員株式報酬制度」導入いたしました。
2022年度の連結業績は、売上高1,463億円(前年度比16.3%増)、営業利益37億円(前年度比45.7%増)、経常利益28億円(前年度比10.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益22億円(前年度比18.3%増)となりました。
2023年度の連結業績見通しにつきましては、売上高1,470億円(前年度比0.5%増)、営業利益34億円(前年度比10.3%減)、経常利益29億円(前年度比1.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20億円(前年度比11.4%減)を見込んでおります。2022年度にあった円安効果を2023年度は見込まないことから営業利益は減益になりますが、円安効果を除くベースでは増益を見込んでおります。

中期経営計画
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経営環境および対処すべき課題

当社グループが属するエレクトロニクス業界は、世界的な景気後退懸念や昨年度までの半導体不足による在庫積み増し対応から在庫調整局面に入ったことによる売上減少懸念があります。
そのような環境下においても、中長期的な成長が期待されるモビリティ、産業DXおよび世界一の人口を抱えるインド市場に対する積極的な取り組みを促進することにより、持続的な成長を目指してまいります。
サステナビリティソリューションカンパニーを目指して、以下の課題に取り組んでまいります。

1.セグメント経営の推進による事業ポートフォリオ最適化
2.継続した人財投資によるValue人財創出
3.継続したガバナンス改革による経営品質向上
4.データ分析/活用等による新事業拡大
5.ビジネス・デベロップメント機能による国内外でのアライアンスとM&A推進