セキュリティ対策事例
事例①《例:PC》

■脅威
ウィルス、スパイウェア、不正ログイン、PCの盗難/不正使用、不正アクセス etc
■TPMによる対策と効果の一例
1、PCの正当性証明
プラットフォームに不正な改ざんが行われた場合や、不正に別のTPMチップと取り替えられた場合等に起動できなくします。
2、TPMをアプリケーションから使用する
TPMの機能を使ってユーザー認証やドライブの暗号化、電子証明書の保護を行う事により、安全なセキュリティー機能を提供します。
事例②《例:MFP》

■脅威
ネットワークからの脅威:ネットワーク情報の改ざん、盗聴
ユーザーデータへの脅威:HDD持ち出し
不正アクセス:ユーザーデータへの不正アクセス etc
■TPMによる対策と効果の一例
1、鍵管理
重要データとルート鍵を別々に管理します。
ルート鍵はTPMチップ外に流出する事はないので、物理的解析や不正アクセスから保護します。
2、IEEE-P2600への対応
IEEE-P2600で定義されているセキュリティ要件に対応するためのキーデバイスとして、TPMチップが最適です。
3、SHA-2への対応(暗号処理)
従来のSHA-1からSHA-2へと展開することにより、より安全性の高いシステムを構築する事が可能です。
SHA-2対応化のキーデバイスとして、TPMチップが最適です。